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2025年3月30日 (日) 13:02時点におけるKkamma (トーク | 投稿記録)による版 (→‎フィボナッチ数列)
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フィボナッチ数列

次のコードは,再帰関数を用いた全探索による解法です.ただし,fibonacci 関数の引数 n は正の整数であることを仮定しています.

def fibonacci(n):
    if n == 1 or n == 2:
        return 1
    return fibonacci(n-1) + fibonacci(n-2)

print(fibonacci(10))

しかしこれは無駄が多い実装です.fobonacci(n) を実行する際に,fibonacci(n-1) と fibonacci(n-2) が実行されますが,fibonacci(n-1) の中でも fibonacci(n-2) がまた実行されることになります.よって,このままでは全く同じ計算を何回も繰り返すことになります.

これを,既に計算したものは結果を保存して使い回す,という戦略で計算してみましょう.ここでは,n=10ならば,長さ10の配列を準備して,その k 番目の要素に fibonacci(k+1) が格納されるようにします.この戦略を実装したものが,次のコードです.(ただし,必要なコードが1行足りません!

def fibonacci(n):
    if memo[n-1] != 0:
        return memo[n-1]
    a = fibonacci(n-1) + fibonacci(n-2)
    return a

n = 10

memo = [0 for i in range(n)]
memo[0] = 1
memo[1] = 1

print(fibonacci(n))

完成させてください.